人と場へのFM資産価値研究部会 (SCM19)  【マネジメント研究】

人間活動に最適な居場所と居心地の在り方を研究し、人間が持つ潜在能力の最大化を誘発させる「場」の創造 部会長
部会長:岡田 大士郎
株式会社HLD Lab
代表取締役
一般社団法人
デジタル田園都市国家構想応援団
専務理事
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『働くに喜びとわくわくを』そして、仕事に楽しみを感じられるゲーミフィケーションメソッドを導入した「場」の価値とは。幸福な社会創造につながるFMの在り方。
 
サマリー プロフェッショナル・ファシリティマネジャーは、オフィスで活動する「人間」が創出する価値を最大化してゆく「場」のコンセプトを理解し、「場」の創造的価値を創発させてゆく手法とプロデュース術を修得しておくことが重要です。
「場」のアーキテクト&デザイン術や、『感性投資マネジメント手法』をはじめとした場のプロデュース術を、生理人類学的なアカデミアの知見をブランドさせながら研究してゆく部会です。
活動内容 「場」のプロデュース手法の具体的事例を紹介してゆく活動、海外事例を基に新しい働き方や暮らし方スタイルの事例を基に検討・研究してゆく活動を行っています。
特に、今後はワーカーのライフ&ワークハーモナイゼーション(暮らしと仕事の調和)の制度設計や実装に向けたオペレーションデザイン等の調査・研究を企業各社の実情に合わせて行う予定です。
原則、毎月第三木曜日にオンラインでの定例会を開催しています。
経営企画部門や人事総務の業務に携わっている方々にも有用な研究を行なっています。
総務・FM部門以外の方々の参加も歓迎します。

※定例会開催日程(原則) 第3木曜日18:00〜19:30、年10回
成 果 ファシリティマネジメントフォーラムや秋の夜学校において、「Well-being ワークプレイスの在り方とつくり方」を提言しています。
また、部会長が関与している「幸福な社会」そして「幸福な組織」創造に向けた諸団体との連携、中でも、国家プロジェクトとして内閣府が中心となり推進している「デジタル田園都市国家構想」の推進サポートを担う一般社団法人デジタル田園都市国家構想応援団(部会長は同社団の専務理事)に対し、人と場部会の研究成果等を、地方創生に関わる知見として提供しています。

※研究成果の詳細を閲覧することが可能です: 「研究成果 他」の項目へ
メンバー 部会長:岡田 大士郎(HLD Lab.)
部会員:井浦 博(トキオコーポレーション) 石崎 真弓(ザイマックス総合研究所)
    石本 研(ユニティ) 市原 賀津夫(新生ビルテクノ) 遠藤 淳子(大成建設)
    大谷 英継(文京学院) 榊原 宗敏(キユーピー) 塩田 久樹(ヒトバデザイン)
    清水 俊也・小松 祐輝(イトーキ) 菅野 文恵(ゼロイン)  鈴木 孝典(TACK&Co.)
    藤 眞澄(T-FMコラボレーションLab.) 中沢 佳代(ネルケプランニング)
    中村 祐司(みずほ銀行)  仲山 純加(内田洋行)
    那須 由理(富士フイルムビジネスエキスパート) 野深 裕也(構造計画研究所)
    萩原 芳孝・貝塚 登美雄(久米設計)  林田 成男(大林組)
    辺見 京一(グローブシップ) 村上 和隆(パソナ・パナソニック ビジネスサービス) 
事務局:藤本 文夫(JFMA)

2023年度のテーマと活動内容 【活動計画】

メインテーマ

FM投資価値評価を、人間の「感性」や「心情」等の心理的視点、また、「働き心地」や「快適性」など身体的視点での定性評価に焦点を当て、FM投資意義とそのウェルネス効果等を研究するもの。
今年度はWeb3コンセプトを導入した研究を行う予定。

活動計画

  1. 月例会(原則、毎月第3木曜日開催)
    今期は、コロナ影響のある中、引き続きオンライン月例会をベースに、部会員の問題意識を取りまとめながら、人と場の意味と今後の「人にフォーカスしたFM」のあり方を纏めてゆく予定。
  2. 具体的な研究テーマ
     ・web3を活用した「人と場」の意味合い
     ・メタバース「場」つくりの検討
     ・バイタルセンシング手法を活用した「人と場」の相関性研究
     ・心地(ハピネス)と生産性の相関仮説研究
  3. 外部研究機関や団体との協働と実践的な取り組み事例の視察
    日本オフィス学会、FOSC、大学・大学院等
    測定機器の実測検証の調査
  4. 研究成果の発表
     ・研究成果の公開発表(フォーラム等)
     ・セミナーの開催
     ・報告書作成(デジタルコンテンツと書籍も視野に)を行う
     

2022年度のテーマと活動内容 【活動報告】

メインテーマ

FM投資価値評価を、人間の「感性」や「心情」等の心理的視点、また、「働き心地」や「快適性」など身体的視点での定性評価に焦点を当て、FM投資意義とそのウェルネス効果等を研究するもの。

活動実績

  1. 月例会(原則、毎月第 3 木曜日開催)
    今期は、コロナ影響のある中、引き続きオンライン月例会をベースに、部会員の問題意識を取りまとめながら、人と場の意味と今後の「人にフォーカスした FM」のあり方と「メタバースオフィス」といった新規の考え方についての情報を収集。
    新しいトピックスとしてWeb3概念を取り入れたFMの在り方を研究開始。
  2. 具体的な研究テーマ
     ・コロナ禍における「人と場」の意味合い
     ・ニューノーマルな FM の在り方とウェルネス「場」の創造
     ・バイタルセンシング手法を活用した「人と場」の相関性研究
     ・心地(ハピネス)と生産性の相関仮説研究
     ・Web3&メタバースコミュニティとバーチャルオフィス
  3. 外部研究機関や団体との協働と実践的な取り組み事例の視察
    日本オフィス学会、FOSC、大学・大学院等
    測定機器の実測検証の調査
  4. 研究成果の発表
     ・研究成果の公開発表(フォーラム等)
     ・セミナーの開催
     ・報告書作成(デジタルコンテンツと書籍も視野に)を行う
     

研究成果 他

ファシリティマネジメントフォーラム ※ JJ:JFMA機関誌「JFMA JOURNAL」掲載

FM初心者向け秋の18講座・FM秋の夜学校(調査研究部会公開セミナー)

書籍・報告書 他