人と場へのFM資産価値研究部会 (SCM19)  【マネジメント研究】

AI時代の「ダイナミックコミュニティ・ワークプレイス」
- Web3 型FMデザイン思考-
部会長
部会長:岡田 大士郎
株式会社HLD Lab
代表取締役社長
●keywords●
ダイナミック・コミュニティワークプレイス / わくわくゲーミフィケーションデザイン / FMデザイン思考 / 人間セントリックな時空間設計 / Web3 / 進化形AI
 
サマリー FM 総務プロの心構えと「働く」本質を再考し、Web3 時代の自律分散型社会にふさわしいワークプレイス設計・運営の新たな実践像を提示。管理型オフィスから脱し、ワクワクしながら価値を創出できる「場」を目指し、「働く」と「生きる」を調和するライフ&ワークインテグレーションの実現を先進的AI とWeb3コンセプトを取り入れた組織変革推進する「新FM デザイン思考」を提言する。
活動内容 「ワークプレイス」へのFM投資価値評価を、金銭的視点での定量評価のみならず、人間の「感性」や「心情」といった心理的視点、また、「働き心地」や「快適性」など身体的視点での定性評価にも焦点を当て、FM投資意義とその投資効果等を、経営者にとっても納得感のある「定性評価手法」を研究し、戦略経営FMの普及を目指す。最近ではAIの活用とWeb3コンセプトの「場」の設計・デザインについての研究を深めている。
※定例会開催日程(原則) 第3木曜日17:00〜18:30、年10回
成 果 1. 月例会(原則、毎月第3 木曜日開催)
オンラインでのワールドカフェスタイルで、参加者相互に先行研究事例の紹介や意識共有 を行い、人間視点でのFM のあり方を討議。
2.具体的な研究テーマ
・「働き方変革」を促進させる人間視点FM のあり方
・経営と社員のハピネスを実現し持続するFM 手法
・AI センシングやDX,IoT を活用した、健康、行動、幸福度の可視化によるワークスタイルの変革
・ワークプレイス投資と幸福働との関係
・FM 視点からのDAO(分散型自律組織)の研究
3. 研究成果の発表
 日本オフィス学会誌への論文寄稿
 月例会での研究成果共有

※研究成果の詳細を閲覧することが可能です: 「研究成果 他」の項目へ
メンバー 部会長:岡田 大士郎(HLD Lab.)
部会員:井浦 博(トキオコーポレーション) 石崎 真弓(ザイマックス総研)
    遠藤 淳子(大成建設) 大谷 英継(文京学院) 
    貝塚 登美雄・萩原 芳孝(久米設計) 清水 俊也・小松 祐輝(イトーキ)
    菅野 文恵(ゼロイン) 藤 眞澄(T-FMコラボレーションLab.) 
    中沢 佳代(ネルケプランニング) 仲山 純加(内田洋行) 
    那須 由理(富士フイルムビジネスエキスパート) 野深 裕也(構造計画研究所) 
    林田 成男(大林組) 三浦 梨紗(日建設計総合研究所)
事務局:藤本 文夫(JFMA)

2025年度のテーマと活動内容 【活動計画】

メインテーマ

FM投資価値評価を、人間の「感性」や「心情」等の心理的視点、また、「働き心地」や「快適性」など身体的視点での定性評価に焦点を当て、FM投資意義とそのウェルネス効果等を研究するもの。
今年度はWeb3コンセプトを導入した研究を行う予定。

活動計画

  1. 月例会(原則、毎月第3木曜日開催)
    今期は、コロナ影響のある中、引き続きオンライン月例会をベースに、部会員の問題意識を取りまとめながら、人と場の意味と今後の「人にフォーカスしたFM」のあり方を纏めてゆく予定。
  2. 具体的な研究テーマ
     ・生成AI及びweb3を活用した「人と場」の意味合い
     ・メタバース「場」つくりの検討
     ・バイタルセンシング手法を活用した「人と場」の相関性研究
     ・心地(ハピネス)と生産性の相関仮説研究
  3. 外部研究機関や団体との協働と実践的な取り組み事例の視察
    日本オフィス学会、FOSC、大学・大学院等
    測定機器の実測検証の調査
  4. 研究成果の発表
     ・研究成果の公開発表(フォーラム等)
     ・セミナーの開催
     ・報告書作成(デジタルコンテンツと書籍も視野に)を行う
     

2024年度のテーマと活動内容 【活動報告】

メインテーマ

FM投資価値評価を、人間の「感性」や「心情」等の心理的視点、また、「働き心地」や「快適性」など身体的視点での定性評価に焦点を当て、FM投資意義とそのウェルネス効果等を研究するもの。
今年度はWeb3コンセプトを導入した研究を行う予定。

活動実績

  1. 月例会(原則、毎月第 3 木曜日開催)9回開催
    今期も前期に引き続きオンラインでの月例会を基本として部会員の問題意識を取りまとめながら、人と場の意味と今後の「人にフォーカスしたFM」のあり方をWEB3の概念やAIやDXツールを活用したFMの在り方と今後の姿について研究を行った。
  2. 実施した具体的な研究テーマ
     ・web3を活用した「人と場」の意味合い
     ・メタバース「場」つくりの検討とDAOの活用
     ・バイタルセンシング手法を活用した「人と場」の相関性研究
     ・心地(ハピネス)と生産性の相関仮説研究
     ・幸福経営の在り方
     ・FM×DX×AIの世界 生成AIの紹介
     ・WEB5.0 Industry5.0 Society5.0 をベースとしたFM5.0の未来像とは
  3. 外部研究機関や団体との協働と実践的な取り組み事例の視察
    日本オフィス学会、FOSC、大学・大学院等
    測定機器の実測検証の調査
     ⇒ 実施ができず来期持越し
  4. 研究成果の発表
     ・研究成果の公開発表(フォーラム等)
     ・セミナーの開催
     ・報告書作成(デジタルコンテンツと書籍も視野に)を行う
     

研究成果 他

ファシリティマネジメントフォーラム ※ JJ:JFMA機関誌「JFMA JOURNAL」掲載

FM初心者向け秋の18講座・FM秋の夜学校(調査研究部会公開セミナー)

書籍・報告書 他