ファシリティマネジメント(FM)導入のおすすめ

 JFMAは、広くファシリティマネジメン(FM)を普及定着させる任を担いますが、FMは一般にはまだまだ十分には理解されていません。そこで、FMを経営者の方や初心者の方に短時間に理解して頂くために、簡単なイラスト「卓上のリンゴ」を作成したしましたのでご紹介いたします。さらに自治体の方は「重荷と風船」もご覧ください。
皆様のおかれました立場や状況におけるFMの活用方法が一目でわかるような資料として、FM教育やFM提案などの際にぜひご活用ください。

(1) 卓上のリンゴ (FMはやわかり)
(2) 重荷と風船 (地方自治体公共FM版)

 

(1) 卓上のリンゴ (FMはやわかり)

 この絵には、リンゴのテーブルの絵が大きく書かれています。経営を支える4つの経営資源は「財務」、「人事」、「情報システム」、「ファシリティ」があります。これらを4つの足に例えています。一般に我国では「ファシリティ」を除く3つについては経営的に真剣に取り組んでいますが、ファシリティについては真剣に取り組んでいない、テーブルの足が折れていたり折れかけている状況ではないのか。折角実った果実、経営成果(青果?)がこぼれ落ちて、無駄にしていないか。これらをテーブルの絵で表現しています。ファシリティは経営者が見落としている最後の有効な経営資源なのです。そしてファシリティは「コスト」でなく「経営」として捉えて頂きたい、という思いを込めたイラストです。

 

(2) 重荷と風船 (地方自治体公共FM版)

 老朽化する施設や保全コストの増大化など自治体が抱える「重荷」を解決するには、戦略的FMの実践が大きく貢献できることを示したイラストです。自治体の中でこれまで縦割りで管理してきた公共施設をFMの手法で一元的にマネジメントすることにより経費削減と全体最適を計ることができます。その結果ホスピタリティの高い行政サービスも可能になります。これらから新たな市場も生まれます。これらの概念を示したイラストです。