コロナ禍からコロナ後にかけてのワークプレイス、ワークスタイルの変化の事例研究およびプロジェクトマネジメントを取り巻く環境についての考察 | ![]() 部会長:菅野 誠 ファシリティ先進技術研究所 認定ファシリティマネジャー |
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プロジェクトマネジメント/ ワークプレイス/ ワークスタイル/ デザインマネジメント/ コロナ後/ コンセプトを中心とした事例研究 |
サマリー | 2023 年にコロナは5 類になった。コロナ禍、コロナ後のワークプレイス、ワークスタイルはどのように変わったか?どのようなコンセプトでプロジェクトを推進したか?を事例をもとに研究した。また、周辺環境としてオフィスの賃料の推移はどうなったか?工事の設計労務費単価はどのように変化したか?などプロジェクトマネジメントに不可欠な周辺環境についても発表した。 |
活動内容 | プロジェクトが開始される背景( きっかけ) は何か。そして、そこからプロジェクトの目的と目標はどのように設定され、どのような成果が導かれるのか、研究する
・プロジェクトが発生した背景 プロジェクトの目的、目標コンセプトが決まった背景と 上記を達成するために行った施策(働き方の変更など) ・プロジェクトの組織(構成部署と役割) ・ワークプレイスのデザインのコンセプト ※定例会開催日程(原則) 第4週目(18:00〜21:00)、月1回 |
成 果 | ・小説「総務の山田です。」(2010 年)、同電子書籍(2015 年)
・「オフィス移転業務フロー完全マニュアル( 総務の山田です) 実践編」テンプレート集(CD 付)2015 年 ・ファシリティマネジメントフォーラム、秋の18 講座など ※研究成果の詳細を閲覧することが可能です: 「研究成果 他」の項目へ ![]() |
メンバー | 部会長:菅野 誠(ファシリティ先進技術研究所)
部会員:天羽 奈美絵 (レーベントラスト) 岩田 幸小里(シービーアールイーCMソリューションズ) 大野 ゆき子(森ビル) 大法 嘉道(Norrys&パートナーズ) 小笠原峻志・竹内 洋一(デロイトトーマツコンサルティング) 岡田 明浩(竹中工務店) 加藤 真司(氏と家臣) 城内 将人(農林中央金庫) 吉P 茂(FRS/フォーバル・リアルストレート) 金 英範(ハイト・アンド・シーオー) 木村 彰宏(三菱UFJモルガン・スタンレー証券) 黒島 利之(パーソルテンプスタッフ) 小池陽一郎(NSFエンゲージメント) 五島 定弘(NECネッツエスアイ) 島田 征一(山下PMC) 関戸 友香(ザイマックス) 西山 洋記(イナバインターナショナル) 箱田 琢磨(パーソルファシリティマネジメント) 福木 聡(NTTファシリティーズ) 古瀬 真(RECEPTIONIST) 保坂 茂好(ゼロイン) 穂積 義剛(内田洋行) 山下 功一(日本電気) アドバイザー:吉井 隆(NTTファシリティーズ) 事務局:佐々木 信(JFMA) |
働き方とオフィスの在り方は大きく変化しており、JFMA FMプロジェクトマネジメント研究部会は、コミュニケーション、ワークスタイル、ワークプレイスに関する調査研究・養成普及をプロジェクトマネジメントの観点からを行う。
これまでの調査・研究成果を踏まえ、JFMA会員のほか、幅広い業種や立場から、ワークスタイル、ワークプレイスに関する情報収集と手法の体系化に努める。
必要に応じて分科会設置を適宜行う。なお年度内での調査研究成果達成にこだわらず、必要な期間も活動しながら見極めることとする。
※調査研究に際し費用が発生する場合はJFMA事務局と協議する。
秋の18講座ではFM入門者向け講座としてFMプロジェクトマネジメント(以降FMPM)を行う上で必須となる知識体系について録画講義を実施した。20年超に及ぶFMPM部会でのナレッジを蓄積した3冊の出版物に掲載されている内容をベースに、FMの基礎を解説した。
ファシリティマネジメントフォーラムではFMPM部会の研究成果とオフィスを取り巻くトレンドについて報告した。24年度は研究テーマをコンセプトとして研究を行った。
研究内容は事例研究都とした。事例研究では実際7社のオフィスを訪問しオフィスの見学会とテーマに関する質問・討議を行った。討議では非公開の内容も数多く議論し実際のオフィスづくりの問題点、解決策などが話し合われた。プロジェクトマネジメントを取り巻く環境ではコロナ禍後を経て大きく変化した不動産市況や人件費高騰による工事費上昇の移り変わりなどプロジェクトを遂行していくうえで知っておくべきことの情報提供を行った。参加者も20名を超えるようになっていき活気ある活動となった