皆様、「JFMA FORUM 2013」は予定どおり、去る3月12日~14日の3日間、タワーホール船堀において開催いたしました。
初日には、竹村真一先生の基調講演、豊田正和理事長の特別講演を行い、2~3日目には、約80件のセミナー・パネルディスカッションを開催したほか、22出展社による「ファシリティマネジメント展示会」、JFMA賞授賞式、ネットワーキングパーティ、アジアFMサミット、チャリティコンサートを開催するなど、多様なプログラムで構成した3日間の延べ来場者数は約3,000名で、好評裏に完了することができました。
ご来場いただいた皆様、ご講演いただいた皆様、スポンサーとして、またスタッフとしてご協力いただいた皆様に、心よりお礼申し上げます。
なお、チャリティコンサート収益金のうち20万円を、3月末日にと日本経済新聞社を経由して「東日本大震災義捐金」として寄付をいたしましたのでご報告申し上げます。
次回の「JFMA FORUM」は、2014年2月12日~14日にタワーホール船堀で開催する予定です。どうか、よろしくお願い申し上げます。
ご来場者数 |
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3月12日(火) | 620名 |
3月13日(水) | 1,250名 |
3月14日(木) | 1,180名 |
合 計 | 3,050名 |
各セミナー参加者数合計 | 5,020名 |
公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)は、我が国におけるFM (ファシリティマネジメント)の普及を図る目的で、今年もJFMA FORUM 2013 (第7回日本ファシリティマネジメント大会)を開催いたします。 テーマは「未来:エネルギー&ファシリティ」といたしました。
2011年3月11日に発生した東日本大震災と大津波を契機として、福島原子力発電所の事故、首都圏における電力危機と節電意識の高まり、全国の原子力発電停止に伴う電力不足等の経験を経て、我が国における「エネルギーのあり方」が大きな国家的課題として浮上してきました。エネルギー資源が乏しい我が国にとって、エネルギー確保の問題は、近代国家成立後の継続的な課題でありました。この問題が、60年前の戦争の一因にもなったとも言われています。これまで、十分な電力が常に供給されることは当たり前、という感覚で生活していた多くの国民が、原子力発電を今後どのように扱うべきかについて考えるようになるなど、エネルギー問題が、大きな課題であることを、あらためて認識されるに至った、というのが現在の状況です。
エネルギーと環境に関し、地球の目線でユニークな発信を行っている竹村真一氏(京都造形芸術大学教授)に基調講演を、また、元経済産業審議官で現在日本エネルギー経済研究所理事長の豊田正和氏には特別講演お願いしました。このほか、約70件のセミナーを2日間で集中開催するとともに、JFMA賞授賞式・受賞者による受賞内容発表と受賞祝賀会を兼ねた交流意見交換会を企画します。また、本年は、グローバル化に対応するため、海外からの講演者を招聘し、英語による講演も企画する予定です。
皆様の積極的なご参画を、お待ち申し上げております。