※ 満員御礼につき、申込み受付を終了しました。たくさんの参加申込み有難うございます。
【テーマ】 「2020年に向けた東京都心部賃貸オフィス市場の動向と展望」
〜広がるサードプレイスオフィスの選択肢〜
【講 師】 今関 豊和 氏(三幸エステート株式会社 市場調査室長 チーフアナリスト)
石崎 真弓 氏(株式会社ザイマックス不動産総合研究所 主任研究員)
【概 要】
東京都心部のオフィスマーケットは新築ビルの満室竣工が続いており、建築中ビルへも需要が顕在化しています。前半はこの貸手市場がいつまで続くか、そして次の大量供給である 2020 年に向けた賃料・空室率の予測とマーケット展望を解説します。
後半ではサードプレイスオフィスを取り上げます。東京でもサードプレイスオフィスのサービスが大きく伸びており、企業にとっても、従来からの所有または賃借するオフィスだけではなく、必要に応じて時間や場所をフレキシブルに利用するオフィスが選択肢となりつつあります。海外でも成長著しいフレキシブルオフィスとの比較とあわせて、日本のサードプレイスオフィスのあり方について考えます。
※ 満員御礼につき、申込み受付を終了しました。たくさんの参加申込み有難うございます。
【テーマ】 『FMにおけるデジタル化技術 〜 ヨーロッパの展望』
【講 師】 マイケル・メイ氏(ベルリン工科大学 教授、EuroFMドイツ大使)
【概 要】
デジタル化は私たちの社会における大きなトレンドのひとつです。それは現在、建築、不動産、および施設業界に大きな影響を与えています。しかし、ファシリティマネジメント(FM)へのメリット、必要性や有効方法などは、必ずしも理解されているとは限りません。本講演では、最先端技術と情報技術(IT)およびファシリティマネジメントにおけるデジタル化の将来に焦点を当てています。
デジタル化がFMとワークスペースに与える影響について、過去から将来にむけて考察を加えます。 CAFM / IWMS、BIM、AR(拡張現実)、IT統合、モバイルFM、クラウドコンピューティング、IoT、ビッグデータ、マシンラーニング、スペースシミュレーション、およびその他スマートテクノロジーなど、関連するテクノロジーについて研究結果を解説します。また、データ取得方法として、特に、ユーロFMネットワークのなかで、(EuroFM)、ドイツFM協会(GEFMA)が行っているデジタル化に関する活動をご紹介します。
【講 師】 上倉 秀之 氏(リスクマネジメント研究部会 部会長)
【概 要】
昨年は、火山噴火・豪雨・地震・台風など様々な災害や事件事故が相次ぎました。
対策検討のうえで施設関係者が災害時の立地リスク・構造リスクに関する情報をあらかじめ共有し、事前に資機材の準備や訓練を行う事が必要です。「Facility・DIG(施設・災害イメージトレーニングゲーム)」は、地図に災害対応機関や災害リスクをプロットし資格化することでリスク情報と災害イメージを共有し、具体的な対策を検討するための基礎情報を明らかにする手法です。本セミナーでは、モデル施設を題材に「Facility・DIG」を実際に体験していただき、参加者の施設で展開していただく進行ノウハウ等をお伝えします。
【講 師】 宮良拓百(ミヤナガ タクモ)様
(一般社団法人日本建築設備診断機構(JAFIA)自主研究会メンバー/株式会社ジエス 専務取締役)
【概 要】
東日本大震災から8年経った今日、その記憶が少しずつ風化しているのではないでしょうか。その記憶がない子供たちやその後に生まれた子供たちにはお話の世界でしか知りえないことになっています。オフィスなどとは違いマンションなどでは、専門家もいない、そして未経験の子供たちがいる現実を考えなくてはいけません。
大規模地震が起きた時は、建物の躯体だけでなく、建築設備も被害を受け、震災後の機能に支障をきたす場合があります。設備の専門家がいない時でも、管理組合と居住者が協力して、ライフラインが途絶して在宅避難をしている中で、3日間を自力で乗り越える場合の設備に関する最低限の知識と診断についてまとめたノートがあります。「在宅避難3日間運用ノート」−マンション被災時の設備被害診断−です。一般社団法人日本建築設備診断機構(JAFIA)の自主研究会のメンバーの皆さんがまとめられました。そのメンバーである株式会社ジエス専務取締役の宮良拓百(ミヤナガ タクモ)様にご講演頂きます。是非、皆様自身の問題として、ご参加ください。お待ちしております。
【講 師】 土屋 知彦 氏(JFMA事務局/リスクマネジメント研究部会担当)
【概 要】
災害に対する考え方として、自助・共助・公助の三助の考え方があります。皆様は、具体的に自助について自ら考え、自ら備えているでしょうか。今回のウィクリーセミナーでは、大変ユニークな方法で自らDIYで備えている例をご紹介いたします。軽自動車(軽バン)を自らキャンピングカーに改造し、防災に備えている例です。ソーラー発電でバッテリーに充電し、電力を確保、車の中の暖房も可能、食料を効果的に備蓄し普段はキャンプに利用、組み立て式トイレも準備し、これも普段のキャンプで利用。大人2人が足を伸ばして就寝でき快適な車中泊でエコノミー症候群の心配もない。軽バンキャンピングカーで、日常から楽しみながら非常時対策ができているのです。それをDIYで自ら製作し、日常も楽しんでいるのは、JFMAのリスクマネジメント研究部会担当の土屋さんです。その考え方から制作のプロセス、実践の面白さを紹介していただきます。ポジティブ思考の皆様、是非ご参加ください
※このセミナー無料となります
※ 満員御礼につき、申込み受付を終了しました。たくさんの参加申込み有難うございます。
【テーマ】 FMの基本を学ぶ。JFMA賞から学ぶ。
【講 師】 成田 一郎(JFMA専務理事)
【概 要】
FMの実践事例を学ぶことは、FMを理解する上で大変重要なことです。JFMA賞も13回を数え、多くの素晴らし事例が受賞されています。
今年のJFMA賞受賞先の訪問や講演を前に、FMの基本を学び、今までのJFMA賞の受賞例から、FMの魅力、素晴らしさ、面白さを学びたいと思います。
特にFM初心者の方に分かりやすくFMを紹介しますので、FMの入門編として気楽にお聞きいただけましたら幸いです。
※ 満員御礼につき、参加申込受付を終了しました。たくさんのお申込みありがとうございました。
【見学会】 三菱地所株式会社 本社 現地見学会
【概 要】
第13回JFMA賞 優秀FM賞受賞
「三菱地所本社移転を通じたFM戦略の実現とまちへの展開」
三菱地所本社のワークプレイスはグループアドレス中心のABWを導入。本社移転プロジェクトでは、働き方改革と連動した本社オフィス改革で、先進的事例の実証実験と知見の積み上げがされている点、戦略的にFMの専任体制が整備・運営されている点などが評価された事例です。
本社オフィスの見学とその内容をご紹介いただく貴重な機会です。ぜひ、ご参加ください。
【日 時】 2019年5月15日(水) 15:30〜16:30
【場 所】三菱地所株式会社 本社
東京都千代田区大手町1-1-1大手町パークビル
【人 数】 【JFMA会員限定】 先着順 20名
【参加費】 無 料
【集合時間】15:20 時間厳守 でお願いします。
【集合場所】三菱地所株式会社 本社 3F 受付前
アクセス: 大手町駅直結 C6a、C6b
※ 満員御礼につき、参加申込受付を終了しました。たくさんの申込みありがとうございました。
【見学会】 (株)日本アイ・ビー・エム 大阪事業所 現地見学会
【概 要】
第13回JFMA賞 優秀FM賞受賞
「ビジネスの変化に迅速に対応する“AGILE OFFICE”」
大阪事業所の自社不動産売却により、移転の投資やその後の賃借料をカバーするなど、不動産戦略、財務戦略も巧みであり、“AGILE OFFICE”というコンセプトのもと、時代のビジネスニーズに対応したワークプレイス改革を実施された点などが評価された事例です。
ショールーム&オフィスの見学とその内容をご紹介いただく貴重な機会です。
ぜひ、ご参加ください。
【日 時】 2019年5月22日(水) 15:00〜17:00
【場 所】日本アイ・ビー・エム株式会社 大阪事業所
大阪市北区中之島三丁目2番4号 中之島フェスティバルタワー・ウエスト
【人 数】 【JFMA会員限定】 先着順 20名(1社1名でお願いします) **必ず事前申し込みをお願いします**
【参加費】 無 料
【集合時間】14:50 時間厳守 でお願いします。
【集合場所】日本アイ・ビー・エム株式会社 大阪事業所 13F 受付前
アクセス:地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅下車4番出口直結
地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅下車7番出口より徒歩5分
※ 満員御礼につき、参加申込受付を終了しました。たくさんの申込みありがとうございました。
【見学会】 ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社 東京本社 現地見学会
【概 要】
第13回JFMA賞 奨励受賞
「働き方改革を促進させるFM 〜自律と協業がもたらす新たな企業風土〜」
過去7年間に4回の買収で異なる企業風土の混在という状況の中で、ワークプレイスを固定席からABWへの改革など、働き方改革、企業風土の再構築への取組みが評価された事例です。
東京本社オフィスの見学とその内容をご紹介いただく貴重な機会です。ぜひ、ご参加ください。
【日 時】 2019年5月29日(水) 15:00〜17:00
【場 所】ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社 東京本社
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー41F
【人 数】 【JFMA会員限定】 先着順 20名(1社1名でお願いします) **必ず事前申し込みをお願いします**
【参加費】 無 料
【集合時間】14:50 時間厳守 でお願いします。
【集合場所】六本木ヒルズ森タワー LL階(2階) 総合受付前
※日比谷線六本木駅1C(直結)から通路を通り、メトロハットのエスカレーターで地上に上がり、正面の森タワーのエントランスから入ると「総合受付」が見えます。その近くに集合してください。
アクセス:東京メトロ 日比谷線「六本木」駅1C出口より徒歩3分(コンコース直結)
都営地下鉄 大江戸線「六本木」駅3出口より徒歩6分
※ 満員御礼につき、参加申込受付を終了しました。たくさんのお申込みありがとうございました。
【見学会】 日本マクドナルド株式会社 本社 現地見学会
【概 要】
第13回JFMA賞 奨励賞受賞
「コミュニケーションと業務の質・スピードが向上できる FUNのある場」
本社オフィス改革として、既存施設を利用しながらの改修を選択され、グループアドレスによるABWの実施など社員の評価も高く、経営陣のリーダーシップのもとに改革に取り組まれている姿勢が評価された事例です。
本社オフィスの見学とその内容をご紹介いただく貴重な機会です。ぜひ、ご参加ください。
【日 時】 2019年6月12日(水) 15:30〜17:30
【場 所】日本マクドナルド株式会社 本社
東京都新宿区西新宿6−5−1 新宿アイランドタワー40F
【人 数】 【JFMA会員限定】 先着順 20名(1社1名でお願いします) **必ず事前申し込みをお願いします**
【参加費】 無 料
【集合時間】15:25 時間厳守 でお願いします。
【集合場所】新宿アイランドタワー 1F エントランス
※1F エントランスロビーに集合してください。
アクセス:東京メトロ丸の内線「西新宿駅」直結、
都営大江戸線「都庁前駅」徒歩約8分、「新宿西口駅」徒歩約10分
JR新宿駅 西口改札口徒歩約10分(地下道(動く歩道)で出口まで進んで右手の三井ビルの隣)
【講 師】 佐野達也氏(株式会社横浜銀行 営業戦略部担当部長)
【概 要】
第13回JFMA賞 最優秀FM賞(鵜澤賞)受賞 「株式会社横浜銀行」 講演会
「横浜銀行におけるファシリティマネジメントの実践について」
横浜銀行は本店内にFM推進体制を構築し、FMの業務範囲を拡大・発展させながら、施設資産の最適化、ファシリティコストの削減、省エネ改修を含めた環境施策など、FM戦略を経営戦略として幅広く組み込まれていることなどが高く評価されました。
その内容をご紹介いただく貴重な機会です。ぜひ、ご参加ください。
【講 師】 成田一郎(JFMA専務理事)
【概 要】
当協会では、ファシリティマネジメントに関する優れた業績及び功績のあった組織と個人を年一回、ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞)として、表彰しています。JFMA賞には、優秀ファシリティマネジメント大賞、技術賞、功績賞があります。今年で14回を迎えるJFMA賞は、年々充実した内容となり、FMの普及度合いを感じます。今年も7月1日〜8月31日まで応募を受け付けておりますが、その前にJFMA賞応募のコツをご紹介いたします。JFMA賞とニューオフィス賞の違い、応募資料作成のポイント、受賞後のお願いなど、さらに、過去の受賞例を参考にその応募のコツをご紹介します。今年、JFMA賞の応募を考えている方、必見のセミナーです。ご参加をお待ちしております。
※ このセミナーは無料となります
※ 満員御礼につき、申込み受付を終了しました。たくさんの参加申込み有難うございます。
【講 師】 駒井裕民 氏(青森県総務部建築住宅課 課長代理)
【概 要】
第13回JFMA賞 特別賞受賞 「青森県」講演会
「組織的かつ継続的なFMによる県有施設の利活用の取組」
青森県は、第2回最優秀FM賞受賞後も「県有施設利活用方針」に沿って、約10年間継続的にFM活動を実施され、本庁舎長寿命化改修工事では、減築による耐震補強工事の軽減化、環境性能の向上などを行い、FM的視点による的確な施策が実行されている点が高く評価されました。
その内容をご紹介いただく貴重な機会です。ぜひ、ご参加ください。
【講 師】 上倉 秀之 氏( Facility Management防災Lab )
【概 要】
万一に備える「防災訓練」は初期消火・AED・三角巾の訓練では不十分です。
地震発生時の死傷者の大半は家屋の倒壊や家具の転倒によるものであり、地震発生直後には自衛隊も消防も警察も間に合いません。救出は周辺の方が要救助者を助け出すケースが圧倒的に多いのです。施設の災害対策は、実戦的な訓練を繰り返して災害対応力を向上させる必要があります。
今回のウィークリーセミナーでは等身大の人形の上に大判の板を載せて荷重をかけ、バールやジャッキで実際に救出する訓練体験を行います。
訓練体験を通じて実際の災害時における救出活動の注意点や、救出機材の特性を理解していただきます。
総務部あるいは訓練企画担当の方の参加をお待ちしております。
訓練予定項目
・救出活動チームの編成と服装確認(役割分担と資機材服装の準備)
・安全確認と安全確保措置の実施(現場の整理・活動場所の確保)
・応急救護と救出活動、搬送活動(バール・車載ジャッキ・油圧ジャッキを使用した救出訓練)
【定 員】 20名(体験セミナーとなりますので通常より少人数となります)
【参加費】このセミナーは無料となります
【講 師】 鵜澤 純子 氏( 株式会社テレワークマネジメント マネージャー シニア・テレワークコンサルタント )
ITコーディネータ。情報セキュリティ管理士。総務省テレワークマネージャー。総務省地域情報化アドバイザー。テレワークセキュリティガイドライン検討会構成員(2017年度)。
2010年より総務省・厚生労働省・福岡県等のテレワーク普及事業において50社以上の導入コンサルティングに従事。官・民主催の各種テレワークセミナー講師や社内研修講師も多数務める。自らも週5日の在宅勤務で仕事と子育ての両立を実践中。
【概 要】
テレワーク勤務の1日の流れを例にとり、様々なテレワークツールの利用体験ができるプログラムです。テレワークって何?どんな働き方ができるの?どんなツールを利用すればいいの?自社において、柔軟な働き方を組み込み実践するヒントがいっぱいのセミナーです。
Point 1: テレワーク勤務の疑似体験ができる!
自宅やカフェ、移動中などオフィス外で働く際、いつ話しかけていいのか、情報共有や会議はどうするのか勤怠管理の方法は?などの課題を解決できるテレワークツールについて、をタブレット最新のPCを1人1台利用しつつ体験できます。
Point 2: テレワーク導入/展開のポイントがわかる!
なぜ今、テレワークなど柔軟な働き方が注目されているのか企業は今後どのような変化に対応していく必要性があるのか働き方改革の背景をしっかり押さえつつ、自社で実践する場合のステップや工夫について知ることができます。
Point 3: 個別相談や助成金などの支援情報がきける!
働き方改革推進に向けた各種支援事業の紹介もします。働き方の見直し、ITツールの導入、就業規則などの変更など個別の相談や無料コンサルティング、機器購入などに使える助成金など、知ってお得な情報も盛りだくさんです。
【定 員】 20名(体験セミナーとなりますので通常より少人数となります)
【参加費】このセミナーは無料となります
※ 開催時間が通常のウィークリーセミナーと異なります。(14:00〜16:00)
【第1限目】 ユニバーサルデザイン研究部会 (18:15〜19:00)
【テーマ】 「コンパクト&ユニバーサル、これからの日本に不可欠なユニバーサルデザイン」
【講演者】 部会長 似内志朗氏
【概 要】
人口減少と高齢化が急速に進む日本において、改めてユニバーサルデザインが地域・建築・ワークプレイスのキーワードのひとつになっている。とりわけスポンジ化を乗り越えた地方創生やまちづくりを、コンパクトかつユニバーサルという切り口から考えてみたい。
【第2限目】 こころとからだのウェルビーイング研究部会 (19:10〜19:55)
【テーマ】 「ファシリティマネジメントとウェルビーイング」
【講演者】 部会長 高原良氏
【概 要】
生産年齢人口が減少する中で、ウェルビーイングは生産性を向上させるための重要な企業戦略となっている。さらにワークプレイスにおける働き方や空間としての環境性能が、働く人のウェルビーイングに影響をもたらすという認識も浸透し、こういった視点でファシリティの改善に努める企業も増加してきている。本セミナーでは、ウェルビーイングにまつわる企業の動向とファシリティマネジメントに求められる役割について解説する。
※ WS0580とWS0581の共催です。2時限参加でファシリティマネジャー資格更新ポイント1ポイントとなります。
【第1限目】 オフィス・ワークプレイスの知的生産性研究部会 (18:15〜19:00)
【テーマ】 「知的生産を支えるワークプレイスの条件」
【講演者】 部会長 齋藤敦子氏
【概 要】
労働人口の減少、高齢化社会に直面している日本は、企業および官民連携によるイノベーションや働き方改革が今後の成長に欠かせない重要な視点である。労働集約型のオフィスから知識創造型のワークプレイスへ。多様なワーカー同士の共創、知的生産を支えるワークプレイスとはどのようなものか。先進事例からその要素を探りつつ、近年、進めている某社におけるビフォー&アフターの分析から、今後求められるワークプレイスの条件について解説する。
【第2限目】 人と場へのFM投資価値研究部会 (19:10〜19:55)
【テーマ】 「FM投資効果を可視化する『Work&FMTech』最前線」
【講演者】 部会長 岡田大士郎氏
【概 要】
FM投資価値とは、組織や社会の発展に向けた『コーポレート&ソーシャル・ウェルビーンク』と、社会で働くすべての人々の『ヒューマン・ウェルビーンク』の調和の実現に向けて組織社会「場」をプロデュースしてゆく価値といえる。
この「価値」を創造してゆくプロセスとしての「場」つくりの技法と、その効果を経営者に理解してもらう手法の一つである『WorkTech』並びに『FMTech 』の最前線と、その具体的な活用法を紹介する。
※ WS0582とWS0583の共催です。2時限参加でファシリティマネジャー資格更新ポイント1ポイントとなります。
【第1限目】 エネルギー環境保全マネジメント研究部会 (18:15〜19:00)
【テーマ】 「再生可能エネルギーを取巻く最新動向」
【講演者】 部会長 横山健児氏
【概 要】
温室効果ガスの削減を目指した国際的な枠組みの中で、日本では2030年に再生可能エネルギーの比率を22〜24%に増加させること、2050年には経済的に自立した再生可能エネルギーを主力電源化することが目標となっている。
本講座では、国内外の再生可能エネルギーを取巻く最新動向についてエネルギー源別に概観すると共に、固定価格買取(FIT)制度の見直しが与える影響や需給調整市場等の導入拡大に向けた取組み状況について解説する。
【第2限目】 キャンパスFM研究部会 (19:10〜19:55)
【テーマ】 「大学のファシリティマネジャーの役割」‐改正私立学校法施行に向けて‐
【講演者】 部会長 藤村達雄氏
【概 要】
改正私立学校法が、2020年4月に施行され、学校法人は管理運営の改善のためにガバナンス強化が求められる。この法改正では、@中期計画策定の義務化、A役員の責任の明確化、B監事機能の充実、C評議員会機能の充実などが規定された。文科省の小委員会のまとめでは、中期計画期間は原則5年以上とされ、盛り込むべき事項として教学、人事、施設、財務等が示された。来年4月施行の改正私立学校法を契機に、ファシリティマネジャーとして管理運営の改善のために「先ず、何から手を付けたら良いか、その次に進めるのは」をテーマに、国立大学の法人化において様々な改善を経験した部会長が発表する。
※ WS0584とWS0585の共催です。2時限参加でファシリティマネジャー資格更新ポイント1ポイントとなります。
【第1限目】 リスクマネジメント研究部会 (18:15〜19:00)
【テーマ】 「初級FMリスクマネジメントとFacility・DIGチェック項目の概要」
【講演者】 部会長 上倉秀之氏
【概 要】
FMにおいて、リスクマネジメントは戦略的に中長期の視点で考える必要があります。また、施設は立地リスクが大きくその後の運用に影響します。
今回の夜学校では、新総務部配属者の方やファシリティマネジャー取得者の方を対象とした、FMにおける「リスクマネジメントの基礎」と「施設・災害イメージトレーニングゲーム(Facility・DIG)」における施設の構造・設備・運用等のチェック項目の概要を説明します。
【第2限目】 ヘルスケアFM研究部会 (19:10〜19:55)
【テーマ】 「病院のファシリティマネジメント入門」
【講演者】 部会長 森佐絵氏
【概 要】
災害拠点病院の指定要件にBCP策定と訓練が義務付けられた事や、大病院の電源喪失などの事象が報告されている事などから、多くの病院が切迫感を持って試行錯誤していますが、皆さん計画策定に苦慮しています。ヘルスケアFM研究部会員の近年の関心事はBCPと情報化です。今回はこの2点に絞り、病院のBM(ビルマネジメント)から一歩進んだ、FM視点でのファシリティマネジメントの事例をご紹介し、病院のFMのエッセンスを考えてみます。
※ WS0586とWS0587の共催です。2時限参加でファシリティマネジャー資格更新ポイント1ポイントとなります。
【第1限目】 CREマネジメント研究部会 (18:15〜19:00)
【テーマ】 「CRE(企業不動産)のマネジメント事例研究」
【講演者】 部会長 大野晃敬氏
【概 要】
国土交通省によるCRE戦略を実践するためのガイドラインでは、「CRE戦略の実践は、企業の経営戦略の一環であり、経営者等が積極的に主導すべき重要な業務である」との認識が示されています。本研究会でもCREをいかに経営資源として認識し、どのように効率的にマネジメントするかという切り口で各企業の取り組みを共有してきています。今回は、組織運営体制について、日本とグローバル企業と比較することで、課題解決方法などについて、わかりやすく解説いたします。
【第2限目】 FM財務評価手法研究部会 (19:10〜19:55)
【テーマ】 「FM財務評価の基礎知識」
【講演者】 部会長 大山信一氏
【概 要】
FM財務評価は「FMの経営への貢献」を財務の視点から説明するためのコミュニケーションツールです。働き方改革、環境配慮、ICT導入、防災・減災や国際標準化への対応など、多くの経営課題はFMと深い関わりがあります。これらに要する経費や投資を最適化することがFM財務の役割です。
ファシリティコスト評価、施設資産評価、施設投資評価及びライフサイクルコスト評価により、経営に貢献するFM施策を評価、選定するためのポイントを解説します。
※ WS0588とWS0589の共催です。2時限参加でファシリティマネジャー資格更新ポイント1ポイントとなります。
【第1限目】 インフラマネジメント研究部会 (18:15〜19:00)
【テーマ】 「インフラ点検のすゝめ」
【講演者】 副部会長 岩佐宏一氏
【概 要】
当部会は、老朽化の進んだインフラ施設に対し、官民連携、包括維持管理等インフラマネジメントの観点において検討、実施している地方自治体への調査、人材育成、及びISOの活用等について調査研究を目的に発足しており、設立から3年を過ぎ今までの部会成果としてインフラ施設の点検技術者育成の観点から「インフラ点検のすゝめ」を出版することとした。
この教本の内容と使い方を説明するとともに、次回出版予定の「技術編仮)」へ繋げるための先進事例を紹介する。
【第2限目】 公共施設FM研究部会 (19:10〜19:55)
【テーマ】 「「公共施設等総合管理計画」から「個別施設計画」の策定へ」
【講演者】 部会長 高橋康夫氏
【概 要】
全国の自治体においては、「公共施設等総合管理計画」の策定を終え、今後の展開を模索している中、2017年3月23日付けの、インフラ老朽化対策の推進に関する関係省庁連絡会議で「インフラ長寿命化基本計画」に基づき、インフラ老朽化対策を取り組むこととし、2020年度末までのできるだけ早い時期に「個別施設計画」を策定することとされています。
そこで、「公共施設等総合管理計画」で示された、施設総量の削減や、長寿命化計画等を基にして策定される「個別施設計画」の実践的なあり方を提起します。
※ WS0590とWS0591の共催です。2時限参加でファシリティマネジャー資格更新ポイント1ポイントとなります。
【第1限目】 FMプロジェクトマネジメント研究部会 (18:15〜19:00)
【テーマ】 「オフィスづくりのためのFMプロジェクトマネジメント基礎講座」
【講演者】 部会長 吉井隆氏
【概 要】
昨今は企業を取り巻く環境変化(労働環境、技術革新、地球環境対応、グローバル化など)から企業のオフィスへの期待やオフィスづくりに必要な手法が変わりつつあります。
本講座では、既刊の「総務の山田です」シリーズ及びJFMA公式ガイド「ファシリティマネジメント」に加え、昨今の企業環境変化に対応するオフィスづくりのFMプロジェクトマネジメント手法を分かり易くご説明します。
【第2限目】 FM戦・企画研究部会 (19:10〜19:55)
【テーマ】 「FM戦略の立案・実施のポイント(企業経営から地域経営まで)」
【講演者】 部会長 高藤眞澄氏
【概 要】
FM戦略は、FM業務全般をカバーするとともにFM業務のスタートポイントとなる重要な業務であり、十分な理解が求められます。まずは「公式ガイドファシリティマネジメント」に基づき、初心者向けに企業経営におけるFM戦略・計画の全体像を概括するとともに、FM戦略・計画の立案・実施のためのポイントについて事例紹介を交えて解説します。事例紹介では、FM戦略のコア業務の一つである施設整備計画をリスクマネジメントの視点から解説します。次に、FM戦略に深く関わる「持続可能な開発目標」(SDGs)を取り上げ、企業戦略との関係や「まちづくり」の地域経営戦略との関係について紹介し、最後に、当部会の「都市・地域の持続可能性とFM戦略」に関する「SDGs未来都市」を含めた今後の研究予定を紹介します。
※ WS0592とWS0593の共催です。2時限参加でファシリティマネジャー資格更新ポイント1ポイントとなります。
【第1限目】 コンピュータ活用研究部会 (18:15〜19:00)
【テーマ】 「FM領域で係わるIoT新技術の動向」
【講演者】 部会長 天神良久氏
【概 要】
IoT: Internet of Things の活用は、産業構造を大きく変えている。IoTは、世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続し相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うことである。IoTの技術要素は、@インターネットA無線(Wi-Fi)Bデバイス(スマホ、携帯端末、PC、センサー)CアプリケーションソフトDデータアナリティクス(データ分析)から構成されている。FM領域でもIoT新技術が入って来た。
【第2限目】 BIM・FM研究部会 (19:10〜19:55)
【テーマ】 「ファシリティマネジメントのためのBIM」
【講演者】 部会長 猪里孝司氏
【概 要】
BIM(Building Information Modeling)はFMの強い味方です。FMが必要とする建物に関するさまざまな情報は、BIMから入手できます。今回はBIMとは何か、FMとBIMとの関係を分かりやすく解説し、今年8月に発行した「ファシリティマネジメントのためのBIMガイドライン」をもとに、BIMを活用するための準備すべきことやファシリティマネジャーの役割について説明します。
※ WS0594とWS0595の共催です。2時限参加でファシリティマネジャー資格更新ポイント1ポイントとなります。
建物の大規模修繕工事によって架空資産と不必要な税金が発生する社会的問題について、初心者にもわかりやすくお話いただきます。
【テーマ】 FM財務特別セミナー
「建物の大規模修繕工事によって架空資産と不必要な税金が発生する社会的問題について」
【講演者】 土屋 清人(つちや きよと)氏
博士(政策研究)
千葉商科大学 商経学部 専任講師。千葉商科大学大学院 商学研究科 兼担。
千葉商科大学 会計専門職大学院 兼担。租税訴訟学会・理事。
著書:『建物の一部除却会計論』(中央経済社)等、「企業会計」等論文多数。
【概 要】
持続可能な開発目標(SDGs)とは, 2015年の国連サミットにおいて全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までの国際目標です。持続可能な社会を考えたとき、循環型社会は大変重要な項目であることは周知の通りです。循環型社会形成において建物を考えた場合、できるだけ長く使用することが求められます。建物の使用耐用年数を延ばす重要なポイントは、適正な大規模修繕工事を実施することです。しかし、会計学や税法は、大規模修繕工事に対応する理論を備えておりません。したがって、建物の償却を減価償却のみに頼っている企業は、決算報告において貸借対照表の建物勘定に架空資産が発生し、税務申告においては不必要な法人税等の支払いが生じます。つまり、持続可能な社会形成を考えると、建物の会計処理には重大な問題があるということです。
大規模修繕工事を適正に会計処理するためには、一部除却(いちぶじょきゃく)という理論が必要不可欠なものとなります。一部除却とは、古い床・壁・天井等の建物の一部分の未償却残高を建物勘定から除却し、その除却損(撤去費用を含む)を損益計算書の特別損失に計上することです。実はこの一部除却という理論(会計処理)は、会計学の専門書においても、ほとんど言及されていません。天災や火災などの事故によって固定資産の一部が消滅した場合には、消滅した一部の金額だけ当該資産の簿価を切り下げる必要性があるという初級簿記で学習する考え方があるにもかかわらず、大規模修繕工事における簿価の切り下げについては研究されてこなかったのです。火災や天災等の偶発的な場合において、簿価の切り下げの必要性を説かれているにもかかわらず、計画的に実施される大規模修繕工事においては、一部除却の必要性が認識されていないのです。
このセミナーでは、建物の大規模修繕工事を実施した場合、なぜ架空資産が発生するのか、その原因はどこになるのか論じます。また、どのような打開策があるのか言及します。さらに税制改正において、企業が大規模修繕工事を行うと減価償却費が激減することに触れ、戦後最大の増税が仕組まれている点についても論じたいと思います。