ウィークリーセミナー開催記録 －２００４年－
2004/01/14 米国FM調査団報告
講演目次及び講師
- 調査団の目的・概要 (株)ＮＴＴファシリティーズ 吉村取締役（調査団長）
- ＷＷＰ２００３の概要 (株)日本メックス 池田取締役（ＩＦＭＡ理事）
- コンバージョン調査概要 (株)エフエム・ソリューション 末永 秀二 氏
- ＮＡＳＡ、ＣＢＲＥ調査概要 (株)山武 西 洋祐 氏
- 土壌汚染技術調査 (株)ＮＴＴファシリティーズ 吉村取締役
当日参加者には米国FM調査団報告書（市売予定価格３０００円）を配布の予定
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員3000円／非会員4000円
2004/01/28 2004年首都圏の賃貸オフィスマーケットを読む！
講師：三幸エステート(株) 常務取締役 本田 広昭 氏
オフィスビルの大量供給「２００３年問題」を総括。東京の賃貸オフィスビルのマーケットはいったい何がどのように変わったのか？ そして、２００４年のオフィスマーケットはどのようになるのか？
- 空撮：進化する都市（札幌・仙台・東京・名古屋・大阪）
- オフィスマーケットの軌跡（２００３年）
需要と供給・空室率１２年の軌跡と２００４年の予測
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/02/04 飯田橋日建設計ビル見学セミナー
新本社ビル見学セミナー
時刻:PM4:00～6:00
集合場所・時刻は参加者宛メールにてご連絡します。
注）先着３０名で締め切りとします。
【時間】16:00-18:00【場所】別途連絡【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/02/23 (仮)ＫＦＭＡ（キャンパス）ＦＭ国際シンポジウムに参加して
講師：名古屋大学教授 谷口 元 氏、北海道大学施設部 藤村 達雄 氏
時刻：ＰＭ２：３０～５：００
会場：(東京駅前)新丸ビル1Fコンファレンスルーム1
KFMAでの講演テーマ：
谷口氏 日本の国立大学のＦＭの状況と名古屋大学の試み
藤村氏 国立大学法人化に向けたＦＭの取り組み
～戦略的に経営に資する施設マネジメント～
訪問大学での調査：
延世大学施設営繕課 ソウル大学施設局
【時間】14:30-17:00【場所】新丸ビル(東京駅前)1Fコンファレンスルーム01【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/03/03 ＦＭ系プロジェクトマネジメントの効率的なアウトソースの手引き そのⅠ
講師：金 英範 氏 ゴールドマン・サックス証券会社
山田 教彰 氏 ソニーファシリティマネジメント株式会社
企業のFM度およびPM度の検証からみるPMアウトソースの必要性（企業経営に 与える費用対効果）
ＰＭアウトソース（or アウトタスク）の必要性を検討するための前提条件を整理する～
内容項目 と 要点
１）プロジェクトマネジメントの発展過程 ；１９６０年代以降の各国におけるＰＭ歴史
２）歴史・文化の違いによるアプローチの違い ；欧米系のＰＭとアジア系のＰＭ
３）現在のＰＭ需要と供給のバランス ；発注者のマインド変化＝企業文化の変化
４）ＦＭ系のＰＭ需要と供給の関係 ；ゼネコン系、家具メーカ系、独立系コンサルなど
５）ＰＭをアウトソースする必要性 ；会社事情によりその必要性と不必要性が違う
６）ＰＭの何をどうアウトソースするのか？ ；自社ＣＩ・文化によりhow-toのかたちが違う
７）費用対効果（基礎編） ；ＦＭ度とＰＭ度の検証からみる費用対効果
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/03/10 ＦＭ系プロジェクトマネジメントの効率的なアウトソースの手引き そのⅡ
講師：金 英範 氏 ゴールドマン・サックス証券会社
穂積 義剛 氏 株式会社内田洋行
ＰＭフィー体系標準と効率的なアウトソースのステップ1、2、3
ＰＭアウトソースの必要性を理解した後の実際のアウトソース（アウトタスク）のステップを理解する
内容項目と 主な要点
１）インハウスですべきことの整理 ；会社のＣＩを理解した上でのインハウスＰＭ機能
２）アウトソースの要件定義 ；組織規模、役割分解点、責任範囲など
３）ＰＭ Ｆｅｅの認識とその支払い理解 ；経営陣への説明責任
４）費用対効果（応用編）；健全なプロマネ（ＰＭ）による企業メリットとは？
５）理想的なＰＭ協業体制とは ；ＰＭヒエラルキーの遵守 vs. 社内権限
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/03/24 ＦＭ系プロジェクトマネジメントの効率的なアウトソースの手引き そのⅢ
講師：金 英範 氏 ゴールドマン・サックス証券会社
山田 教彰 氏 ソニーファシリティマネジメント株式会社
穂積 義剛 氏 株式会社内田洋行
先行事例から学ぶ（国内／海外）
企業におけるＰＭのかたちや、アウトソースの事例などをなるべく違った企業文化ごとのマトリックスにより議論、 紹介する 内容項目と主な要点
１）外資系 vs. 日系、アジア系 ；国民性・企業文化・業界タブー
２）大企業 vs. 中小企業 ；規模の効果、必要性
３）ゼネコン系 vs. メーカー系、コンサル ；本業の立場・視点の違い
４）ＦＭ度20% vs. ＦＭ度100% ；ＦＭの導入状況による比較検証
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/04/07 証券化が不動産金融を変える
講師：株式会社 サタスインテグレイト
(前不動産シンジケーション協議会専務理事)
代表取締役 佐藤 一雄 氏
講演目次：
- 従来の不動産金融
- 不動産証券化の本質、なぜ今証券化？
- 証券化スキームと活用方法
- J-REITの状況
- 証券化今後の展望
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/04/14 フリーアドレスを考える：IBMビジネスコンサルティングサービスの狙いと実践、その効果
講師：ＩＢＭビジネスコンサルティングサービス 株式会社 鈴木 信治 氏
内容：情報機器のモビリティ向上に伴いオフィスのフリーアドレス化を検討する企業が増えたが、行き着くところコ スト削減が目的という図式は昔から変わらず、それで失敗した例も少なくない。 IBM Business Consulting Servicesは約１０年にわたりフリーアドレスを実践してきたが、 この施策が社員のワークスタイルやコラボレーションのあり方を大きく変えるきっかけになっている。 いま一度、なぜ、何を目的にフリーアドレスなのか、それがどんな効果をもたらしうるのかを、 当事例を紹介しながら考えてみる。
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/04/28 “起業”のすすめ －コンサルタント業務について－
講師：株式会社 オデッセイコミュニケーションズ 代表取締役
(丸の内起業塾副塾長) 出張 勝也 氏
リストラの時代、起業がしばしば話題にのぼります。安定した職場であれば、好き好んで転職や起業を考えるという こともないでしょうが、そのような職場が少なくなっているのかもしれません。このような時代は、これからもしば らくは続くというように想定しておいた方が、自分の身を守るという意味では、無難なのではないでしょうか？ 会社勤めから次のステップを考えたとき、それまでの自分の経験、人脈を活用しながら、比較的簡単にスタートでき るのが、「コンサルタント業」です。事業意欲のある人は、「コンサルタント」から次のステップに進まれるかもし れません。 自分自身がコンサルタント会社、あるいは金融機関でアドバイザー業務を行った後、会社を始めた経験を交えながら 、これから起業を考えたいという方を、応援するお話をさせていただきます。
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/05/12 汐留松下電工ビル見学セミナー
汐留松下電工ビルの計画説明・施設視察
実施時刻 PM4:00より6:00まで
先着60名様
街とビルの２１世紀戦略汐留プロジェクトで実現
松下電工は都市再開発の進む東京・汐留に東京本社ビルをオープンしました。このビルは、単なるワーキングスペ ースのみでなく、『松下電工のすべてがわかるビルまるごとショウルーム』として建てられました。徹底した省エネ などで経済性や資産価値を高めるオープンネットワークのビルマネジメントシステムを導入し新しい21世紀ビルのあ り方を示しています。
見学会当日（5月12日）は15:45に汐留松下電工ビル４Fに集合します。
大会議室にて計画概要説明の後、屋上庭園→ラウンジ→和室→執務室エリア→食堂と見学の予定です。
【時間】16:00-18:00【場所】汐留松下電工ビル【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/05/27 PPP（Public Private Partnership）紹介 日本版公共サービスの民間開放
第１部 PM4:00より5:50まで
講師：経済産業省 通商政策局 アジア大洋州課長 杉田 定大 氏
小泉内閣の提唱している構造改革では、「民間でできることは、できるだけ民間に委ねる」との原則の下に、市場メカニズムを活用した民間委託、ＰＦＩ、独立行政法人等の検討を進め、公共サービス分野での官民パートナーシップによる民間開放の推進を目指しています。本講義では、英国のサッチャー政権時代に保守党政府の経験などを紹介しながら、日本版「ＰＰＰ」について解説します。
第２部 PM6:00より8:00まで
講師：株式会社 三井物産戦略研究所 プロジェクト・エンジニアリング室長 美原 融 氏
政府が標榜する官製市場の民間開放施策はパブリックビジネスと呼称される公共サービスの民間委託を今後加速度的に拡大する可能性があります。本講義では、この背景と内実、現状の民間委託との相違点、実務上・制度上の課題、ビジネスチャンスについて解説します。Service IntegrationとProject Developmentが融合する新しいビジネスモデルがわが国でも生まれる可能性があります。
【時間】16:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/06/02 きたるべき炭素制約下社会のビジネス
講師：クライメイト・エクスパーツ 代表・シニアリサーチフェロー 松尾 直樹 氏
京都議定書の発効はなお不透明なところがある。しかし，2005年から始動するEU排出権取引制度は，京都議定書の発効を要件としないなど，温暖化にか んする規制強化は（少なくとも長期的には）必至であろう。
その中で，排出権取引はCDMなど，温室効果ガス排出削減が，市場価値を持つようになってきている。この新たな付加価値は，取引可能となることで，温暖 化規制下での企業活動に大きな柔軟性とビジネス機会を提供する。
セミナーでは，この来るべき炭素制約社会において，規制遵守のみならず，新たな付加価値をどうビジネスに活かしていけるか？という点を考察する。
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/06/09 地球温暖化・CO２排出権取引ビジネスの今後
講師：(株)富士総合研究所 Ｒ＆Ｓ企画室 排出権取引ＰＴ 齋藤 聡 氏
わが国は、地球温暖化対策推進大綱の第2ステップ開始（2005年度～）を前に、大綱の見直しを実施している。その過程では、温暖化対策税や国内排出権取引制度等の新たな施策がどのような形になっていくのか、大いに注目されている。一方、海外では拡大EUが中心となって、排出権取引が現実のものとして回りはじめている。この動向はわが国の制度に影響を及ぼすばかりでなく、わが国企業の排出権調達手段となりうるかどうかを見極める上でも非常に重要なものとなってきている。今回は、国内外の制度や民間企業の動向を整理し、今後、わが国企業が採るべきアクションの判断基準となるポイントをご提供する。
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/06/23 今必要とされるBCM（事業継続管理）
講師：インターリスク総研 小林 誠 氏
欧米に比べ日本のＢＣＭ（事業継続管理）に関する取り組みは遅れている。「企業存続の生命線である事業継続」の重要性を社会・経済的な観点から認識を深め、その総合的な枠組みと取り組み手法について基本事項を解説する。
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/06/30 コ・ジェネ、燃料電池と今後のオフィス空調
講師：東京農工大 大学院教授 柏木 孝夫 氏
昨年、我国初の「エネルギー基本計画」が策定され、分散型エネルギーシステムがエネルギー政策の中に明確に位置付けられた。特にエネルギー消費が大きく増加している業務用分野においては、今後空調を中心にコージェネレーションに代表される分散型電源を設置し、蓄熱・蓄電などを導入することに加え、IT技術を駆使したBEMS的運用が今後重要となる。 省エネルギーと共に負荷平準化が極めて重要となってくる。
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
講師のご都合により、5月26日から6月30日に変更になりました。
2004/07/07 公共施設戦略 公共施設は生き残れるか？ Ｐａｒｔ２（第１回）
『公共施設戦略 公共施設は生き残れるか？ Ｐａｒｔ２』は、７月７日、１４日、２８日の３回シリーズです。 公共施設を取り巻く環境は、一段と厳しい方向に向かっております。時代は国家間、自治体間の大競争時代に突入。 法改正、規制緩和、行政サービス改善のスピード＆タイミングは、その国家、自治体の、繁栄か？衰退か？を決定します。３回シリーズで各自治体のFM（公共施設経営）導入による改革の成果を講演していきます。
第１回の７月７日は、以下の講演内容です。
- 公共施設を取り巻く新たな動向、各自治体の新たな取り組み
講師：公共施設FM研究部会部会長 (株)ジェイアール東日本都市開発 経営戦略室 担当部長 小林 茂允 氏 - 事例研究（東京都）
講師：東京都財務局 建築保全部 技術管理課長 山本 康友 氏 - 公共普及状況調査
講師：(有)中津エフ.エム.コンサルティング 代表取締役 中津 元次 氏
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/07/14 公共施設戦略 公共施設は生き残れるか？ Ｐａｒｔ２（第２回）
『公共施設戦略 公共施設は生き残れるか？ Ｐａｒｔ２』は、７月７日、１４日、２８日の３回シリーズです。 公共施設を取り巻く環境は、一段と厳しい方向に向かっております。時代は国家間、自治体間の大競争時代に突入。 法改正、規制緩和、行政サービス改善のスピード＆タイミングは、その国家、自治体の、繁栄か？衰退か？を決定し ます。３回シリーズで各自治体のFM（公共施設経営）導入による改革の成果を講演していきます。
第２回の７月１４日は、以下の講演内容です。
- ＦＭ（公共施設経営）実施の進捗度マップ
講師：(株)建築ライフサイクル研究所 ゼネラルマネージャー 大武 通伯 氏 - 事例研究（青森県）
講師：青森県特別対策局行政経営推進室 ファリシティマネジメント担当 主査 駒井 裕民 氏 - 事例研究（日本郵政公社）
講師：日本郵政公社 ネットワーク企画部門 ネットワーク統括部 資産運用企画担当部長 川田 公裕 氏
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/07/28 公共施設戦略 公共施設は生き残れるか？ Ｐａｒｔ２（第３回）
『公共施設戦略 公共施設は生き残れるか？ Ｐａｒｔ２』は、７月７日、１４日、２８日の３回シリーズです。 公共施設を取り巻く環境は、一段と厳しい方向に向かっております。時代は国家間、自治体間の大競争時代に突入。 法改正、規制緩和、行政サービス改善のスピード＆タイミングは、その国家、自治体の、繁栄か？衰退か？を決定し ます。３回シリーズで各自治体のFM（公共施設経営）導入による改革の成果を講演していきます。
第３回の７月２８日は、以下の講演内容です。
- 公会計とファシリティ・コスト
講師：(株)建築ライフサイクル研究所 顧問 小林 寛 氏 - 市町村合併とその影響
講師：神奈川県 県土整備部住宅整備課企画指導班 主査 守屋 輝彦 氏 - 情報、ネットワーク
公共施設保全業務適正化へのアプローチ ～ＦＭとＬＣＭを視野に入れた情報化の検討
講師：(株)アクスエンジニアリング 代表取締役社長 川口 誠 氏
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/09/08 経営の道具としてのシスコIPコミュニケーション
講師：シスコシステムズ株式会社 IPテレフォニー営業部 石関 伯秀氏
シスコのIPコミュニケーションを経営の道具としての価値をご紹介いたします。 IP電話の捉え方の変遷やコスト削減の考え方の変遷についての説明とIPコミュニケーションツールの最新技術を活用し、社員同士、社員とお客様・パートナー様のコミュニケーション、コラボレーションを活性化し、いかにビジネスを変革できるのかを具体的な事例を交えてご説明いたします。プロジェクトの目標設定、推進のポイントについてもご提案いたします。
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/09/22 ＦＭベンチマーキングの実際（第１回）
『ＦＭベンチマーキングの実際』は、９月２２日、２９日の２回シリーズです。
第１回の９月２２日は、以下の講演内容です。
講師：日本ヒューレット・パッカード(株) 西崎 泰司 氏
具体的なベンチマーク活動の進め方
- ハイテクベンチマークの例
- 異業種ベンチマークの例
ベンチマーキングを始めるきっかけからデータの収集比較方法、スケジュールや進行方法、更に結果の分析までをご説明いたします。同業他社のみならず他業種間でのベンチマーク例や実際の活動の中で発生した問題点や意外な発見などのエピソードもご紹介します。自分達がつくりあげたオフィス、ワークプレイス、総務サービス、更にその戦略やビジョンまでもが数値化され、今まで見えていなかった姿が暴き出されるかもしれません。そんなダイナミックなベンチマーキングの実際を少しでも感じていただければ幸いです。
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/09/29 ＦＭベンチマーキングの実際（第２回）
『ＦＭベンチマーキングの実際』は、９月２２日、２９日の２回シリーズです。
第２回の９月２９日は、以下の講演内容です。
ハイテクベンチマークで学んだことを自社へ展開
- オフィス作りへ展開
講師：オムロンビジネスアソシエイツ(株) 小林 茂良 氏
ハイテクベンチマークを通じ、ベストプラクティス・参加他企業の考え方、その実践の現場を検証することにより自社での課題を発見。逆風を克服し、効率化・コストダウンを実現し、生産性とＥＳも向上しました。そのプロセスと効果を解説します。 - データ管理の改善
講師：冨士ゼロックス(株) 高嶋 重行 氏
ベンチマーキングでベストプラクティスに学び、ベストとのギャップを知り、ベストに追いつき、追い越すを目標に 自社のＦＭを推進してきました。ＦＭ活動の計画から実践および社内で認知されるまでの具体的な改善プロセスを紹介し、最新のプロジェクトへの適用やベンチマーキングの有効性についても説明します。
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/10/06 財務評価手法研究部会セミナー（第１回）
『財務評価手法研究部会セミナー』は４回シリーズです。
- 概論
講師：(有)中津エフ.エム.コンサルティング 中津元次氏
ファシリティマネジメント（FM）の目的、機能、ねらいを「財務」に焦点を当てて、特に今日本の企業が求められている効率経営に如何にFM財務評価手法が関っているかを示す。効率経営の指標であるROA（総資産利益率）、ROE（株主資本利益率）の基礎的な理解のもとに、ROAやROEの向上にファシリティコストの低減や施設関連資産の効率化、施設投資の最適化、ライフサイクルコストの最適化が如何に貢献するかその論理的関連を解説する。 - ファシリティコスト
講師：プロコード・コンサルティング 松成 和夫 氏
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/10/13 財務評価手法研究部会セミナー（第２回）
『財務評価手法研究部会セミナー』は４回シリーズです。
- 施設資産評価
講師：(有)中津エフ.エム.コンサルティング 中津 元次 氏
バブル崩壊、情報化社会、人口減少社会、グローバル化を迎えて後、施設需要の本質的に減退による不動産価格の下落は、長期化体質化する。この新しい不動産環境に対応するためには施設資産の新しい見方と評価手法が紹介される 。 - 減損会計
講師：コクヨオフィスシステム(株) 一箭 憲作 氏
企業・団体が保有する事業用資産について、2006年3月期から新会計基準である減損会計が適用されます。キャッシュフローを生み出さない資産は、保有しているだけで損失を発生させることになるという減損会計の概要を説明します。 - 不動産証券化
講師：(株)都市未来総合研究所 仲谷 光司 氏
不動産証券化は、不動産投資の文脈で語られることが多いのですが、不動産を保有している立場（オリジネーター）からみれば、売却の選択肢の一つと考えることができます。ここでは、FMの観点から不動産証券化について概観します。
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/10/27 財務評価手法研究部会セミナー（第３回）
『財務評価手法研究部会セミナー』は４回シリーズです。
- 投資評価
講師：(株)ＮＴＴファシリティーズ 矢澤 國雄 氏
適切な施設投資評価は企業の意思決定には欠かせないものであります。
本講習ではFM財務評価ハンドブック2003をテキストに使用しファシリティマネジャーが実際にケーススタディを行うために役に立つ施設投資評価手法の基礎を解説します｡
テキストの4.1～4.3（P101～P130）を中心に施設投資評価の目的と投資評価のキーワードである「現在価値」「資本コスト率」「キャッシュフロー」「割引率」「目標利益率」そして、主な４つの施設投資評価手法「正味現在価値法」、「内部利益率法」、「回収期間法」、「投下資本利益率法」についてわかり易く、特に正味現在価値法の中では割引率との関わりを、内部利益率法では目標利益率との関わりをより理解し易く解説します｡
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/10/28 新橋・中沢フーズ見学セミナー（先着１５名様限定）
第１７回日経ニューオフィス賞の経済産業大臣賞に輝きました「中沢フーズ」の施設見学セミナーを開催します！！
オフィスコンセプトは、「クオリティライフ・ワークプレイス」（究極の品質を実現するためのクオリティライフを
提起する『場』）です。築年数35年というビルのワンフロアを改装して、高品質を求める企業理念を具現化しています。デザイン性の高いインテリアを配し、オフィスから消費者との交流を活性化させる場に続きます。
当見学セミナーでは、施設のコンセプトづくりから開設までを総合プロデュースされた松岡総合研究所の松岡利昌氏 が、皆様に施設をご案内されます。
★施設見学順路（予定）
３Fミーティングルーム（概要説明ビデオ上映）→スタジオ→オフィス→１Fアンテナショップ
→ミーティングルーム（質疑応答）
【時間】16:00-18:00【場所】新橋・中沢フーズ【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/11/02 財務評価手法研究部会セミナー（第４回）
『財務評価手法研究部会セミナー』は４回シリーズです。
（１１月３日（水）が祝日のため、１１月２日（火）の火曜日開催になっております。）
- 投資評価演習
講師：三井住友建設(株) 大山 信一 氏
前半は第3回（10/27、WS0168）に引き続き施設投資評価手法の解説です。演習問題を通じて４つの施設投資評価手法の使い方を解説します。後半は4回のセミナー全体を通したまとめと質疑、補足の説明を行います。 - まとめと補足
講師：(有)中津エフ.エム.コンサルティング 中津 元次 氏
FM財務評価手法が効果を発揮するためには必要なデータが随意に利用可能できることが必須である。財務諸表とFM財務データ、その体系について解説する。
バランススコアカード（BSC）を導入する企業が増えているのでFM財務評価によるBSCの展開を行っている。最後にFMはマトリックスマネジメントの横串を通す機能組織の一つとして経営者のガバナンスを支援するものであり、FMは経営者の利益責任（ファシリティコスト）と資産の所有・保全責任を代行支援するものと、結ぶ。
【時間】18:00-20:00【場所】JFMA【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/11/24 品川東口・NTTDATAアレア品川ビル見学セミナー（先着３０名様限定）
- コンセプト
『新しい街のアイデンティティ形成と先進技術の導入による知的創造環境の創出』 - オープンシステムをベースとしたフレキシブルな情報環境
- 最新セキュリティシステムや高い耐震性能による安全性、信頼性
- エネルギーマネジメントシステムなど省エネルギーや地球環境への配慮
- 先進技術
- ユビキタス環境を可能にするＩＰネットワークシステム
（統合ＬＡＮ、中央監視システム、エネルギー管理システム） - オープンネットワークが実現する効果的なオフィスインフラ
（セキュリティシステム、エコリスタＴＭ（自動電圧調整装置）、ＩＰ電話、ＬＥＤ照明システム） - 施設見学順路（予定）
１３階会議室（概要説明ビデオ上映）→屋上→７Ｆ食堂→５Ｆコンファレンスセンター※→１Ｆ店舗、排気施設 →１Ｆ防災センター→Ｂ１Ｆバックヤード（ゴミ処理施設、機械室、地域冷暖房受入施設）
※コンファレンスセンターは使用されていない場合見学可能。
- ユビキタス環境を可能にするＩＰネットワークシステム
【時間】16:00-17:50【場所】品川東口・NTTDATAアレア品川ビル【参加費】会員2000円／非会員3000円
2004/12/01 オフィス生産性を改善する秘訣－OPI（オフィス生産性評価指標）とは
講師：(株)松岡総合研究所 代表取締役 松岡 利昌 氏
ホワイトカラーの生産性の問題は1980年代ＯＡ化の波から重要な経営テーマとなった。しかし、工場と対比された当時のオフィス業務効率の問題は、然るべき成果を見ることなく、バブル景気の中で置き去りにされてしまった。その後、1990年代に入り、インターネットが出現し、オフィスの標準装備となる。これにより、ＩＴを駆使したワークプレイス、ユビキタス環境、ナレッジワーカーの登場など情報に取り囲まれた新たなオフィス環境の時代が到来する。
この環境下で、ワーカーはどうやってオフィスの生産性を上げて行くのか。新たな環境の元、オフィスワーカーにとってのこの永遠の問題を解決するため、日本オフィス学会オフィス生産性評価部会ではオフィス生産性を改善するためのＯＰＩ（Office Performance Indication:オフィス生産性評価指標）の開発に取り組んでいる。