Net Insight (ネット・インサイト)

ソフトウェア名称: ネット・インサイト Net Insight
バージョン: NetInsightU-FM 設備資産管理 Ver.7
主な用途: LANシステム設備 運用管理
システムの特徴:

(販売会社より)
IT資産を中心に、レイアウト・構成の管理、資産管理、配線管理などを行う。
大別して、以下の3つソフトがある。

(1)NetInsight−FM 『レイアウト管理、構成管理、配線管理』
・CAD図面(DXF形式)やVisio図面をDBにインポート可能
・DBで資産情報を一元管理、図面と資産情報や配線情報を関連づけて管理
・レイアウト図やネットワーク構成図から、機器詳細情報を確認
・既存(CSV)の資産情報を有効活用可能。
 外部ツールからインベントリ情報を取り込み可能
・NNMやJP1、Tivoliと連携、ネットワーク構成図等の図面で障害の管理が可能
・レポート、一覧表を作成
・ノード情報を自動更新、図面のメンテナンスが容易。(NetInsight−PDと連携)
・マルチデータベース機能により複数のDBを管理
・クライアント、サーバ形式により複数の管理者から操作可能
・WB(WEBモジュール)の追加によりWEB経由での参照が可能

(2)NetInsight−PD 『ネットワーク接続構成管理・不正接続監視』
・ネットワークの接続情報を自動収集・接続構成図を作成
・ネットワーク機器やPC間の接続状況を確認可能
・ネットワークにつながれた不正なPCを検出・通報
・不正に接続したPCの接続先を検出、管理者に通報、利用者に警告が可能。
・不正接続PCを排除(L2,L3スイッチのポート閉塞)
・Agentを配置することにより大規模なネットワークも監視可能

(3)NetInsight−ND 『インベントリ収集、ソフトウエア配布、リモートコントロール』
・ソフトウエア情報からハードウェア情報まで様々なインベントリ情報を収集
・WindowsUpdateが実施されていないPCやパッチのあたっていないPCを検出
・ファイルやソフトウエアの一括配布が可能
・PCのリモート操作を実現
備 考:

感 想:

など
IT資産管理に必要な機能がシリーズとして網羅されているだけでなく、既存の管理ツールとの連携も考慮されている。
IT資産管理では論理的な管理がもっとも重要であるが、CADやVisioといった総務部門で実施しているレイアウト管理ツールとの連携も可能となっており、オフィスインフラの業務フローを考慮した製品といえる。

また、NetInsight-PDを利用することにより、不正接続PCの検知も実現できるため、社内のセキュリティレベル維持管理に有効と思われる。
 会社名: 日立ソフトウェアエンジニアリング(株)
 部署名: ソリューション第1営業本部 第5営業部 第1グループ
 担当者名: 久米 一郎
 Mail address: i-kume@hitachisoft.jp
 住所: 品川区東品川 4丁目12番7号
 電話: 03-5780-6282
 FAX: 03-5780-6287
 URL: http://www.hitachisoft.jp/
 製品URL: http://www.hitachisoft.jp/Products/NetInsight/
発売開始日(Ver.1) 1998年4月 (NetInsight U-FM)
現在のバージョンの
 発売時期
2003年11月
バージョンアップの
 予定と内容
年に2回程度を予定
価 格:  480,000円 (NetInsight U-FM Standard 500ノード版)
1,200,000円 (3,000ノード版)

別途使用機能に応じてオプション必要(有償)
CADソフトの必要性 使用しない
取り込んだ CADやビジオのデータは、ネットインサイト独自の型式となり、そのオブジェクトとデータベースとをリンクする。
別売パッケージソフト
 名称と価格:
 
導入事例: 『電気、精密機械、薬品、情報通信、金融、公共、運輸、電力・ガス、医療等 の情報システム部門』
(約 800社の導入実績あり)